台湾の生活で最も成長したと思う点、人間関係。
チェンマイの暮らしでは、ゆるりと過ごせていたので人間関係でストレスを感じることはほとんどなかった。
私は、言語力がない。英語もタイ語も全然話せない。
それもあって、めんどくさい人間関係に首を突っ込まなくてもすむ。
それでも空気感で読めちゃう性格の私。
例えば、おはようと顔を合わせた瞬間、その相手の表情や声色で今日のコンディションがわかったりする。私の特殊能力だ。
タイ人の中でももちろん人間関係あれこれが見えるときもあるが、そのときは外国人パワーを利用して知らないフリやわからないフリをしてすり抜けてきた。
理由はもちろん面倒くさいのが嫌だから。
そのチェンマイ生活に比べて
台湾で予想してない展開が起きていった。
人間関係の悩みだ。
その要因は大きく2つだと思う。
日本語話せる台湾人が多い
日本の文化、知識、興味ある人が多い
知っていてくれるがゆえに、配慮がある利点もある。
そして日本に対して興味がある人が非常に多い。
この点で日本人は台湾に住むことを、おすすめできる部分でもある。
このことから、日本のことへの質問シリーズが結構多く時々鬱陶しくも感じた。
タイはもちろんベトナムやラオスに訪れた際に、親日は感じてその恩恵はありがたいと思った。
しかし言語の問題や相手への興味の部分で親密にそこまでなることがなく、ゆったりした距離感でいれた。
それが私にとっては心地良いい距離感だったんだと思う。
台湾には、元々古い友人がいたこともあり。
その友人を返して台湾人の方を紹介いただき、色々面倒見ていただく機会が多かった。
非常にありがたい、感謝しかない。
しかし、その関わり合いの中から感じる価値観のずれと違和感とか色々。
徐々にそういうのを感じてしまい、親切にしてもらってるから断りづらいしな。とかそういうことを考えるようになってしまった。
自分の価値観と相手のそれとの違いはこんなところだった。
食事を共にしたい→一人でゆっくり食べたい
観光連れてってあげたい→観光地基本興味ない
一人できっと寂しいだろう→基本、一人が最高にらくちんでいい
プレゼントして喜ばせたい→物増やしたくないからべつにいらない
泊まりで旅行行きたい→相当仲いい人じゃない限り絶対行きたくない
これは一部にすぎない。
チェンマイの友人関係では、以下だ。
カフェのスタッフさんと仲良くなって半年以上話したりして、やっとはじめてご飯夜食べにいく
チェンマイに定期的に来る日本人と友達になるが半年に1.2回の会う頻度、徐々に仲良くなっていく
一番信頼あるタイ人姉さんとは3ヶ月に1回ご飯行くか、どうか
時間がかかる。かかって全然いい。
むしろ私は、時間をかけたいタイプなのかもしれない。
これは自分自身、はじめて知ったところでもある。
ご厚意はありがたく受け取るスタンスでありながらも、自分自身のスタイルは乱したくない。
完全に乱されつつあるこの状況、どうやって相手に理解してもらえばいいのか?
それとも私がわがまますぎる?
嫌いなわけじゃないんだけど、何一つ必要だと思ってないしな、どうしよう。
そんな時期が相当しばらく続いた。
最終的に相手に正直に伝えることはせず、うまく断って距離を置くようになった。
それも心苦しい選択だった。
今回こういった人間関係において、
言語の問題ではないと捉えている。
私自身、今回の経験で自分の考えを知った。
いちいち説明はしたくない、行動で察しろ。
または、この感覚がないのなら一緒にいても合わないから関わるのやめよう。
こういう考えなのだ。
チェンマイでうまくやれたのは、
チェンマイの友人は皆仕事で大忙しでそんなに娯楽にお金と時間をさいてない。
私の行動を普段見ていて、フリーランスだし自分のペースを大事にしてる、そう感じ取ってくれる人のみが付き合い発展していった。
台湾に来て感じる点は、
仕事もするけど友人との娯楽やイベント重視する人が多い。チェンマイに比べお金にも余裕がある。
また、おそらく私を観光客という位置づけの視点で見てくる人が多かったのかもしれない。
チェンマイは外国人の移住者が非常に多い。
なので"ただ暮らしてるだけの外国人"に慣れている。
これも居心地の良さの一つだったのかもしれない。
これは台湾で私が関わった中での少ない人間関係の統計にすぎないから、ほんの些細な個人的な意見だ。台湾人へのクレームでもなんでもない。
チェンマイの2年で感じなかった問題点を
台湾の1年で感じた。それは事実。
これがなかなか興味深い経験だった。
人間関係の問題も含め、物理的に本気でゆっくり一人で暮らしたいなと思い滞在場所を台湾の誰も知り合いがいない田舎へと移動。
移動した初日、気持ちが楽になった。
これが答えなんだな、そう悟った。
問題はその街で11ヶ月間築いてしまった、自分に合わない人間関係だった。
嫌いなわけではない、ただ価値観の違いをお互いに尊重していい距離を取りたい。
それができる人とできない人がいる。
その場合やりくりするのは、とてもエネルギーを使うし無駄な時間だ。
この経験から、改めてしっかり人を選んで関わり合いを見極めていこう、そう思った。
今も台湾で関わる友人は数名いる。
その人達の貴重さと存在の大きさ、大切さをより一層感じている。
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